ラジエーションハウス 6話 あらすじ【ネタバレ注意】

窪田正孝主演 フジテレビ月9ドラマ

「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」第6話のあらすじとネタバレです。

 

甘春総合病院の、放射線技師チームが病院に出勤すると、

前院長(佐戸井けん太)はどんな人物だったかという話になる。

謙虚でおおらかで部下思いでみんなから慕われていたと話していると、

偶然、前院長の娘・杏(本田翼)が通りかかる。

杏はにこりともせず、悠木(矢野聖人)に「机が汚い」、

軒下(浜野謙太)と威能(丸山智巳)には「前髪を切りなさい」と注意をする。

黒羽(山口紗弥加)が、「プライドが高い女ね」と呆れる。

 

鏑木(浅野和之)は、現院長・大森(和久井映見)に、

「五十嵐唯織(窪田正孝)の行動は放射線技師の域を越え、

医師法に抵触する危険性がある」と意見する。

大森は、「彼は技師としての所見を述べているだけ」と唯織をかばう。

「そこまで言うなら、次に問題を起こしたときは院長に責任を取ってもらう」

と言い放つ鏑木。

 

鏑木は、密かに軒下をつかまえて唯織を偵察するよう持ちかける。

仕方なく「はい」と言う軒下。

 

唯織は、杏が同じ医師の辻村(鈴木伸之)と楽しそうに話しているところを見て、

気になって仕方がない。

軒下が、鏑木が書いた医療小説をみんなに配る。

 

そんなとき、公園のブランコから落ちて、

鉄棒で腹部を強打した少女・沙里が救急で運ばれて来る。

 

放射線技師たちは、腹部CT画像を撮る。

画像を見た杏は、「脾臓から出血している。すぐに止血を」と指示する。

杏は、小さな女の子の体に傷がつかないようにと、IVR=画像下治療

(腹部を切らないで血管からカテーテルを入れて治療するもの)

を提案する。

 

それを聞いた鏑木は、杏がIVRの経験が浅いことをあげ、開腹手術を命じる。

命にかかわると言われて、仕方なく鏑木の指示に従う杏たち。

 

IVRに力を注いでいる悠木が、「最先端治療が発達しても、

現場の人間が使わないんじゃ意味がない!」と悔しがる。

黒羽が「以前、同じようなケースのときに、前院長がIVRを見事成功させて、

患者の体に傷は残らなかった。そのとき担当した医師によって患者の人生が、

大きく変わる。それが現実よ」と話す。

その会話を、廊下で聞いている杏。

 

落ち込んでいる杏に、何か言って励まそうとする唯織だが、

辻村に先を越される。

杏は、辻村に「ずっと父のような放射線科医になりたいと思っていたけど、

追いつきそうにない」と嘆いている。

辻村は「無理にお父さんいみたいになる必要はないよ」と慰める。

 

院長・大森に、杏が落ち込んでいることを相談する唯織。

「難しい問題だけど、高すぎる理想は却って自分を追い詰めることになる。

あくまで技師としてここで働きたいのなら、慎重に行動しなさい」と諭す院長。

 

唯織は、「医師が抱えているプレッシャーは大変なものだ。僕たちにできるのは、

その不安を少しでも取り除いてあげることです」とIVRの勉強をしている。

他の放射線技師チームは、「お先に」「お疲れ」と言って帰って行く。

 

杏が仕事を終えて帰ろうとすると、ラジエーションハウスに明かりが見えた。

そっと中に入ってみると、放射線技師チーム全員がいつかまたIVRが、

必要になるときのための準備や勉強をしていた。

(なんて人たちなの?)という表情で見つめている杏。

 

しばらくして大腸がんで入院している男性患者が倒れCT検査の結果、

S字結腸から出血していることが判明。

担当医の話で、心機能が低下していて手術には耐えられないことがわかる。

IVRをするしかないと話し合うが、鏑木はその頃セミナーに参加していた。

 

鏑木を待っている暇はない、と杏と放射線技師チームがIVRを行う決定をする。

軒下が一応、鏑木に連絡を入れる。

鏑木は、大好物の牡蠣を食べることなく病院に向かう。

 

大腸がんの患者へのIVR治療が始まる。

放射線技師チームが作った見事な血管映像を見ながら、

造影剤を入れていく杏。

 

出血していた大腸の血管を無事止血したと思われたが、患者の様態が悪化する。

唯織が「止血したのになぜだ?」と考える。

そのとき、軒下の言葉「多くの人は金閣寺に目を奪われて、

その脇にある樹齢300年の松に気づかない」と言ったことを思い出す唯織。

それは、鏑木の医療小説を見て言った言葉だった。

唯織は、「出血箇所は、大腸ではなく小腸です」と言う。

 

一旦自信を失いかけた杏を、放射線技師チームが励ます。

杏は、気持ちを奮い立たせて小腸の出血箇所を探して、無事止血に成功する。

放射線技師チームに囲まれて、笑顔になる。

 

唯織に、力強くハイタッチをする杏。

何もかも終わって、鏑木が到着する。

杏が、見事なIVR治療を成功させたと聞いてガッカリする鏑木。

 

翌日辻村が「あんな難しい症例を、よく1人で成功させたな」と杏に言う。

杏は、「父の背中ばかり見てて気づかなったけど、私の周りにも、

信頼できる人たちがちゃんといるんです」と答える。

 

感想

回を追うごとに、面白くなっていく感じがします。

今回は、杏と放射線技師チームに強い絆が生まれて、

杏の医者としてのこれからがとても楽しみになってきました。

放射線技師チーム、唯織だけが残って勉強しているのかと思ったら、

全員が残っていたなんてにくい演出にあっぱれです。

ちょっと思ったのですが、院長と唯織って親子なのかも?

なんとなくそう思いました。

さて次回は、軒下が中心のお話のようです。

 

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