窪田正孝出演の放射線技師 フジテレビの月9ドラマ
「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」の第5話のあらすじとネタバレです。
甘春総合病院の放射線医・甘春杏(本田翼)は、
前院長の父(佐戸井けん太)に声をかけて家を出る。
病院に着いた杏は、気になるCT画像を放射線技師・五十嵐唯織(窪田正孝)に見せて、
意見を求める。
唯織は、杏の顔がすぐ近くにあることに慌てるが平静を装う。
新人放射線技師の広瀬裕乃(広瀬アリス)は先輩の威能(丸山智巳)が、
焼死体の画像を見ているところを見て悲鳴を上げる。
放射線技師長の小野寺(遠藤憲一)から、威能はAI=“死亡時画像診断”の、
スペシャリストだと聞いて納得する裕乃。
その時、救急からAIの依頼が入り、河川敷で1人でキャッチボールをしていた、
藤本直樹(南出凌嘉)・13歳の遺体が運ばれてくる。
ボールを高く上げてキャッチしていたという目撃情報があり、
落ちてきたボールが心臓に当たったのではないか?
と言う整形外科医・辻村(鈴木伸之)。
小野寺が「AIで詳しく見てみる」と言うが、
AI画像を撮るのを拒否する直樹の両親。
「早く息子を返してくれ!」
「そんな画像を撮って息子が帰って来るんですか?」
と激しく訴える。
待合室には、第一発見者である弟・雄太(斎藤汰鷹)と、
近所に住む少年・山村肇(小林喜日)がいた。
雄太は、自分がキャッチボールに遅れて行ったせいで兄が死んだと思っていた。
両親が殺したのでは?と疑い始める小野寺たちに、
直樹の母親がAIを承諾したと連絡が入る。
さっそく、より詳しいAIを撮る威能、その画像を唯織の鋭い目が分析する。
結果、脳や心臓に異常は見られないが、肝臓が破裂していることがわかる。
杏が「事故、あるいは殺人の可能性もある・・・」と診断する。
この結果を両親に告げる杏と辻村。
唯織は、肇から、直樹の両親は再婚同士で直樹と父親は、
血のつながりがないことを聞く。
直樹の父親が格闘技を習っていることも判明。
唯織は「直樹くんの死因は、右側の肝臓を損傷していたので、
左利きの格闘家に殴られたものです」と説明する。
しかし、直樹の父親は右利き、左利きの格闘家は肇だった。
父親は、直樹に一度だけ手をあげたことがあったが、
それは直樹の本当の父親になろうとがんばっていたからだった。
肇は自分の父親から虐待を受けていて、父親を嫌う直樹を仲間だと思っていたところが、
父親と仲良くし始めた直樹に裏切られたと思って殴ったのだった。
「あんなんで死ぬとは思わなかったんだ・・・ごめんなさい」と謝る肇。
直樹の父親は「あいつとキャッチボールがしたかったなぁ・・・
一度でいいから“お父さん”と呼んでほしかった」と嘆く。
唯織が直樹の携帯電話を見せると、父親の登録名が“お父さん”となっていた。
それを見た両親は号泣する。
「直樹の最期の写真を撮ってくれて、ありがとうございました」
と、小野寺たちに礼を言う父親。
直樹の家族を見送る杏が「誰だって明日も同じように生きているかはわからない」と話す。
威能は、亡くなった妹からの最期のメッセージを聞いている。
当時、妹の死因を詳しく調べなかったことをずっと後悔していた。
唯織は威能に「どうしてAIのスペシャリストになったんですか?」と聞く。
「その人の最期の写真を撮ってあげられるのは俺たち技師だけだから」
と答える威能。
感想
最初からどこか暗いイメージがあった威能さん。
そんな過去があったんですね。
妹さんの本当の死因が明かされないまま荼毘にふしてしまって、
後悔しているようです。
今後、明かされることを期待しましょう。
あと、技師長の小野寺さんもなかなか会えない息子のことで、
ちょっと悩んでいるようです。
黒羽たまき(山口紗弥加)も、何か内に秘めているものがありそうです。
唯織と杏、お互い気にしているんですが、今回は進展なし!でした。
杏のお父さんは、車いすに乗ってボーッとしていましたが、
院長を辞めた理由は何なのか?そこら辺も気になります。