窪田正孝主演 フジテレビ月9ドラマ
「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」第8話
見どころ
今回の見どころは、天才放射線技師・五十嵐唯織(窪田正孝)が、
放射線科医の免許を持っていることが判明し、
放射線科医・甘春杏(本田翼)にもそれがバレてしまうところです。
杏が、たびたび見せる頭をかすめる痛みも気になります。
そして、新人放射線技師・広瀬裕乃(広瀬アリス)が唯織に対する、
自分の気持ちに気づき始めます。
それでは「ラジエーションハウス」第8話のあらすじネタバレです。
9日前、甘春総合病院に救急搬送されてきた魚谷久美(稲垣来泉)6歳。
MRI検査の結果、けいれん発作を起こした原因は、
脳が木の枝のように光る「ブライトツリーアビアランス」と判明。
これは、二相性急性脳症の特徴であった。
カンファレンスで、再度MRIの撮影をおこなうと告げる杏。
唯織と目が合い、何となくぎこちなくなる2人。
その様子を見ていた裕乃は、心がモヤモヤして落ち着かないことに気づく。
先日、放射線技師長・小野寺俊夫(遠藤憲一)は、
唯織が放射線科医の免許を持っていることを聞いて、
複雑な思いでいた。
将来有望な整形外科医・辻村駿太郎(鈴木伸之)が、
杏に「今度映画でもどう?」と誘うが、
杏は頭を押さえて「最近頭痛がする」と訴える。
小児科では久美の提案で、季節外れのハロウィンパーティーの準備が
進められていた。
ラジエーションハウスにもハロウィン用の願い事を書くカードが、
配られて来る。
右下腹部の痛みで若井陽子(佐藤めぐみ)という31歳の女性が内科を受診する。
診察が終わると、夫の祐一(板橋駿谷)が駆けつける。
アルバイト中の夫に負担をかけないように「盲腸だから心配ない」と、
伝える陽子。
祐一は「じゃ、仕事に戻るから」と、病院をあとにする。
そこを通りかかった久美は、落ち込んでいるような陽子に、
ハロウィンの願い事カードを渡す。
陽子は、本当は子供が欲しいが経済的な理由から夫に言えないでいた。
願い事カードに『子供が欲しい』と書くが、ゴミ箱に捨てて歩いて行く。
それを拾った放射線技師・黒羽たまき(山口紗弥加)は、
陽子の後ろ姿を見つめる。
陽子のカンファレンスが行われる。
診察部長兼放射線科長・鏑木安富(浅野和之)は、
レントゲン写真を見て虫垂炎に間違いないと診断する。
唯織が「虫垂炎じゃないと思います。再検査を」と口を挟む。
遅れて来た杏が、話しを聞いてレントゲン写真を確かめる。
杏と唯織の見解は、「虫垂腫瘍」と一致する。
杏は、陽子に説明をして再検査を促す。
MRI検査の結果、やはり「虫垂腫瘍」だと判明。
唯織は「早く手術をしないと将来子供が産めなくなる」と話す。
杏は、陽子に診断結果を説明する。
「今まで子供なんていらないって言ってきた罰が当たった」と嘆く陽子。
鏑木は、杏と唯織が再検査したことを知り、
「俺の顔に泥を塗る気か」と激怒する。
放射線科に、明日のハロウィンパーティー用のお菓子が届く。
入院中の子どもたちでも食べられるようにと、
栄養士が作ったお菓子だった。
久美が、MRIの検査を嫌がり病室からいなくなる。
杏が無事見つけて、2人でエレベーターに乗る。
その時、エレベーターが故障して止まってしまう。
久美が、けいれん発作を起こして倒れてしまい、
ラジエーションハウスのメンバーが必死でこじ開けようとする。
エレベーターの外から、久美の様子を聞きながら指示を送る唯織。
やっとドアが開いて唯織の顔が見えた時、杏はホッとするのだった。
久美は処置室へ運ばれ、ホッとした杏は倒れそうになる。
後ろから抱きとめる唯織は、杏を心配そうに見つめる。
杏は、「大丈夫です」と慌てたように歩き出す。
その後、久美は回復し、唯織からなぜ久美がハロウィンを、
したいと言い出したのかを聞く両親。
病気で自由にお菓子を食べられない子供たちが、
お菓子を食べられるようにと考えたものだったのだ。
陽子から、手術日が決まったと報告を受ける杏。
黒羽が、陽子に「大切な人には、本当の気持ちを話して」と諭す。
家で祐一に「本当は2人の子供が欲しい」と打ち明ける陽子。
祐一は「うん、絶対に幸せにするから手術を受けて」と言う。
ラジエーションハウスの前で院長と小野寺が、
唯織が放射線医師であることを話している。
それを、ドア越しに聞いてしまう杏。
杏は急いでその場を立ち去り、エスカレーターで上に向かうが、
意識を失ってエスカレーターから転げ落ちてしまう。
見ていた唯織が、急いで駆け寄る。
その時、杏の願い事カードが落ちる。
そこには『ずっと一緒に働けますように』の文字が・・・。
感想
杏の頭痛の原因は、いったい何なのか気になるところです。
唯織が、原因を見つけて放射線科医として、
手術することになるのかもしれませんね。
唯織は、こっそり「杏ちゃん」と呼んでいるのに、
杏は昔のことを全く覚えていないんですよね。
ここにも何か秘密がありそうです。